新発田市で子育てをしていると、たまには温泉でリフレッシュしたいと思うことがありませんか?
城下町新発田には、地域の皆さんに愛される素敵な日帰り温泉施設が点在しています。
「サウナも楽しみたい」「子連れでも安心して過ごしたい」「できるだけお財布に優しく」など、それぞれのニーズに合った温泉選びって意外と悩ましいものです。
この記事では、新発田市とその周辺エリアにある4つの代表的な日帰り温泉施設について、実際の料金やサウナの有無、子連れでの利用しやすさなど、気になるポイントを詳しくご紹介します。
地元で子育てをしているママの目線で、それぞれの温泉の特色や魅力をお伝えできればと思います。
新発田市で楽しめる4つの日帰り温泉の魅力
新発田市エリアには、それぞれ異なる特色を持つ4つの温泉施設があります。
どの施設も地域の方々に長年愛され続けており、温泉の泉質や設備、立地条件が大きく異なるのが魅力です。
リーズナブルで気軽に通える『新発田温泉あやめの湯』
『新発田温泉あやめの湯』は、新発田市が運営する公営の日帰り温泉施設です。
大人450円という新発田市内で最もリーズナブルな料金設定が魅力で、地元の皆さんが日常的に利用されています。
- 住所:新潟県新発田市板敷795-1
- 営業時間:平日・土曜日10:00〜21:00、日曜日・祝日6:00〜21:00(冬期間12月15日〜3月15日は平日・土曜日10:00〜21:00、日曜日・祝日8:00〜21:00)
- 定休日:第1・第3月曜日、12月31日・1月1日
- 料金:大人450円、小人280円
- 駐車場:50台(無料)
施設の特徴として、湯舟から壮大な二王子岳の景色を一望できる点が挙げられます。
泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉で、源泉かけ流しの本格的な温泉を楽しむことができます。
泉質の詳細な効能については、施設にお問い合わせください。
施設は内湯のみでサウナはありませんが、建物の入り口には無料で利用できる足湯が併設されており、小さなお子さんでも気軽に温泉気分を味わえます。
回数券(大人12枚組4,500円)も販売されているため、定期的に通われる方にはさらにお得になります。
サウナも楽しめる本格温泉『百花の里 城山温泉』
『百花の里 城山温泉』は、新発田市浦地区にある温泉施設で、サウナ設備も充実しているのが大きな特色です。
新発田城カントリークラブに隣接した自然豊かな立地で、温泉とサウナの両方を本格的に楽しみたい方におすすめです。
- 住所:新潟県新発田市浦1040-1
- 営業時間:10:00〜21:00(最終受付20:00)
- 定休日:毎週木曜日
- 料金:大人850円、小人550円
- 駐車場:150台(無料)
こちらの施設では、露天風呂、内湯、ジェットバス、うたせ湯に加えて、テレビ付きのサウナと水風呂を完備しています。
サウナは露天エリアに設置されており、90-110℃程度の温度設定となっています。
温泉の泉質はナトリウム、炭酸水素塩、硫酸塩温泉です。
週替わりで男女の浴室が入れ替わる仕組みになっており、訪れるたびに異なる雰囲気のお風呂を楽しめます。
1階には休憩室もあり、お食事メニューも提供されているため、温泉とお食事をセットで楽しまれる方も多くいらっしゃいます。
海の恵みを感じる『深層湯温泉 紫雲の郷』
『深層湯温泉 紫雲の郷』は、県立紫雲寺記念公園内にある温泉施設です。
温泉だけでなく、同じ敷地内で遊具遊びや海水浴も楽しめる複合レジャー施設として、特に家族連れの方に人気があります。
- 住所:新潟県新発田市藤塚浜966番地
- 営業時間:10:00〜21:00(最終受付20:30)
- 定休日:毎月第3木曜日(8月は無休)
- 料金:大人600円、小人350円(2025年7月現在)
- 駐車場:約100台(無料)
温泉は地下1,300mから湧き出た深層湯で、泉質はナトリウム塩化物強塩温泉です。
塩分濃度が高い特徴があります。
名物の露天風呂は巨大な岩をくりぬいて作られた特注の浴槽で、開放感抜群です。
サウナ設備も完備されており、メトス社のボナサウナという種類のサウナが設置されています。
80-89℃程度の温度設定で、比較的高湿度のやさしい熱気が特徴です。
水風呂は掛け流しで、清潔感があります。
この施設の大きな魅力は、温泉以外のレジャー施設が充実していることです。
敷地内には子どもがのびのび遊べる大型遊具が多数設置されており、車で数分の場所には藤塚浜海水浴場もあります。
バーベキュー場やオートキャンプ場も併設されているため、一日中家族で過ごすことができます。
硫黄成分豊富な『月岡温泉 美人の泉』
『月岡温泉 美人の泉』は、月岡温泉街にある共同浴場です。
エメラルドグリーンの美しい湯色と、国内随一の硫黄成分含有量で知られており、温泉愛好者の方々に特に人気があります。
- 住所:新潟県新発田市月岡温泉403-8
- 営業時間:10:00〜21:30(11月〜3月は20:00まで)
- 定休日:火曜日、第3水曜日
- 料金:大人600円、小人350円(2025年7月現在)
- 駐車場:約40台(無料)
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉で、硫黄の香りが特徴的です。
温泉水は自然のエメラルドグリーンの色をしており、地域の方々に親しまれています。
温泉の詳しい特徴については、施設にお問い合わせください。
施設は内湯のみでサウナはありませんが、休憩室が広く設けられており、ゆっくりとくつろぐことができます。
月岡温泉街の中心部に位置しているため、温泉街散策と合わせて楽しまれる方も多くいらっしゃいます。
新発田でサウナが楽しめる温泉施設ガイド
新発田市エリアでサウナ設備を備えているのは、『百花の里 城山温泉』と『深層湯温泉 紫雲の郷』の2施設です。
それぞれ異なる特色のサウナを楽しむことができます。
『百花の里 城山温泉』の露天サウナ設備
『百花の里 城山温泉』のサウナは、露天エリアに設置されているのが大きな特徴です。
自然の中でサウナを楽しめる環境は、新発田市内では貴重な存在です。
サウナ室の設備と温度設定
サウナ室はテレビが設置されており、90-110℃程度の温度設定となっています。
利用者の出入りによって温度が変動することがあり、概ね2段構造で最大6名程度が利用できる広さです。
木製の内装で、比較的湿度が低いドライサウナタイプです。
露天水風呂と外気浴エリア
水風呂も露天エリアに設置されており、蛇口から勢いよく水が流れ込む仕組みになっています。
体感温度は15℃程度で、しっかりと冷えた水風呂を楽しめます。
外気浴用のチェアも2脚用意されており、自然の風を感じながらリラックスできます。
『深層湯温泉 紫雲の郷』のサウナ施設
『深層湯温泉 紫雲の郷』のサウナは、メトス社のボナサウナという種類が導入されています。
地元の常連の方々に親しまれており、週替わりの浴室入れ替え制により、異なる雰囲気を楽しめます。
メトス社ボナサウナの特徴
ボナサウナは比較的高湿度で、やさしい熱気が身体にまとわりつくような感覚が特徴です。
温度設定は80-89℃程度で、サウナ初心者の方でも比較的入りやすい環境になっています。
詳しい利用方法については、施設スタッフにお尋ねください。
掛け流し水風呂とリラックス空間
水風呂は掛け流しで、ケミカル臭がなく清潔感があります。
広めの設計で、ゆったりと入ることができます。
温度は18-20℃程度で、適度な冷たさです。
休憩スペースも充実しており、サウナ後のリラックスタイムを大切にされる方におすすめです。
料金・アクセス・子連れ情報で選ぶ温泉ガイド
それぞれの温泉施設は、料金体系やアクセス方法、子連れでの利用しやすさが異なります。
ご自身のニーズに合わせて選んでいただけるよう、実用的な情報をまとめました。
コスパ重視なら『あやめの湯』が最適
『新発田温泉あやめの湯』は、新発田市内で最もリーズナブルに温泉を楽しめる施設です。
定期的に温泉に通いたい方や、手軽に温泉気分を味わいたい方におすすめです。
料金比較と回数券でさらにお得
4施設の料金を比較すると以下の通りです。
- 『あやめの湯』:大人450円
- 『美人の泉』:大人600円
- 『紫雲の郷』:大人600円
- 『城山温泉』:大人850円
『あやめの湯』では回数券(大人12枚組4,500円)も販売されており、1回あたり375円で利用できるため、定期的に通われる方にはさらにお得になります。
JAFカードや各種割引サービスを利用すると、通常料金から50円割引になる制度もあります。
新発田駅からのアクセス方法
JR新発田駅から車で約5分の立地にあります。
公共交通機関を利用される場合は、川東コミュニティバス川東地区方面行きで「高浜・あやめの湯」バス停下車、徒歩約3分です。
ただし、バスの本数は限られているため、事前に時刻表の確認をおすすめします。
家族でゆったり過ごすなら『紫雲の郷』
『深層湯温泉 紫雲の郷』は、温泉だけでなく一日中家族で楽しめる複合施設として、特に小さなお子さんがいらっしゃるご家族におすすめです。
紫雲寺記念公園の遊具と海水浴場
県立紫雲寺記念公園内には、子どもがのびのび遊べる大型遊具が多数設置されています。
2022年にリニューアル工事が完了し、ふわふわドームなどの最新遊具も楽しめます。
芝生広場も広々としており、ピクニックにも最適です。
車で数分の場所には藤塚浜海水浴場があり、遠浅で比較的安全な海水浴を楽しめます。
パラソルやテントの持ち込みも可能で、夏季には多くの家族連れで賑わいます。
バーベキュー場も併設されており、屋外でのお食事も楽しめます。
温泉とレジャーを一日で楽しむプラン
一日のプラン例として、午前中は遊具や海水浴で思いっきり遊び、お昼はバーベキューでお食事、午後は温泉でゆっくりリラックスという過ごし方が人気です。
駐車場も約100台完備されているため、一日中安心して過ごせます。
オートキャンプ場も隣接しており、キャンプと温泉を組み合わせた宿泊プランも可能です。
詳細については施設に直接お問い合わせください。
子連れママに嬉しい各施設の配慮ポイント
それぞれの施設で、子連れでの利用時に嬉しい配慮ポイントがあります。
『あやめの湯』には無料の足湯があるため、小さなお子さんでも温泉気分を味わえます。
『城山温泉』では、広々とした休憩室があり、お食事も提供されているため、家族でゆっくり過ごせます。
駐車場が150台と大容量なので、混雑時でも駐車場探しに困ることは少ないでしょう。
『紫雲の郷』は遊具や海水浴場が併設されているため、温泉だけでは飽きてしまいがちなお子さんでも一日中楽しめます。
広い敷地があるため、お子さんが多少騒いでも周りを気にしすぎる必要がありません。
『美人の泉』は比較的こじんまりとした施設ですが、休憩室が広く、落ち着いた雰囲気で過ごせます。
月岡温泉街の散策と合わせて楽しめるため、ちょっとした家族でのお出かけにも適しています。
まとめ
新発田市とその周辺エリアには、それぞれ異なる魅力を持つ4つの素晴らしい日帰り温泉施設があります。
コスパを重視するなら『あやめの湯』、サウナも楽しみたいなら『城山温泉』、家族でレジャーも満喫したいなら『紫雲の郷』、本格的な温泉を堪能したいなら『美人の泉』がおすすめです。
どの施設も地域の皆さんに長年愛され続けており、それぞれの良さがあります。
気分や目的に合わせて使い分けることで、新発田での温泉ライフがより充実したものになるのではないでしょうか。
ぜひ一度足を運んでみて、ご自身のお気に入りの温泉を見つけてくださいね。
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